最近阪和道を走ることが多いです。ちょうどいい速さで走ってくれる車がいたらいいのですが、たいていちょっと速いかちょっと遅いかで、なかなか好みの車がいません。だからきょうも「ぬうわキロ」で走る車のあとを、付いていくかいかないかの微妙なペースで追走しました。あれだけ車間を空けていたら、前走車にはプレッシャーはかからないはずなのですが、さすがにずっと後を走っていたら気にはなるみたいです。いちど距離が空いても、すぐにまた後につかれるのだから、「変な走り方するな」とでも思われているのでしょう。でも、今は先頭は走らないようにしているので、これでいかせてくれ。
で、今日は和泉ICでおりて、ひなびた道をしばらく走って、さらにひなびてきたところにあるレストランに行ってきました。山間近くだし天気も良くなかったのに、駐車場はいっぱいでした。きっと人気の店なんだ。
帰りはR170をひたすら北上。僕の友達の家に行くときに使う場所までは片側2車線なのですが、それよりも南側は片側1車線であることを知りませんでした。大阪も南のほうまで行くのなら有料道路を使ったほうが便利そうです。
吉備ICからちょっとだけ和歌山道を通って和歌山市内へ。バスの内装を改造してラーメン屋さんにしてある変わった店があるので、それを探しに。夜になると運転してやってくるので、昼間は探すことができないのです。でもすぐ分かる場所にありました。奇をてらった店かと思っていたのですが、店のおやじさん・おかあさんともフレンドリーな感じで、地元の常連客多し。実際は繁華街にある地味な食堂に近いのですが、バスのおかげで変なイメージが先行していました。
この店は和歌山ラーメンの店として紹介されているのですが、実際には麺類全般と単品何種類かという感じの品揃えでした。もっともベーシックな「中華そば」を注文したのですが、初めは「味にコクがない」と思ったのです。「珍しいから人を連れてきても面白いけど、味がなあ」とか思いながら食べていたのです。「麺は普通だけど、スープがインスタントラーメンみたい」と低い評価を出そうとしたそのとき、スープを見て気付きました。油が全然浮いていないのです。
和歌山ラーメンのスープって豚骨と醤油なのに、えらくあっさりしていました。なぜ油が浮いていなかったのかはナゾのままですが、あそこまで完全に油が浮いていないと、「これ、体には悪くないよなあ」と考えるようになって、ちょっと評価アップ。
話の種に一回くらいは行ってもいい店です。
何を思ったか、夜中に橋本市から高野山方面へ行き、途中からナビに従って有田郡まで行きました。すんごく細い峠道を通って泣きそうになりました。というのは、対向できない細い道なのに、ナビの画面を見ていたら行く先がぐりぐり曲がるように表示されていたからです。しかし途中にすごくきれいなトンネルがあって、そのおかげで助かりました。端どうしは細いクネクネ曲がった道なのに、真ん中だけ先にきれいな道にしてしまう行政には、本来ならば疑問を感じるのですが、今日は感謝しておこうと思います。
対向車もないし、後から追っかけてくる車もないし(但し、高野山へ登る道で地元の走り屋さんが1台来たので、相手を防がず、こちらも最小限の減速でパスさせてあげました。抜きざまにちゃんとハザードを出すのだから、マナーの良いほうの走り屋さんだと思いました。向うにしても、きれいに抜けるように場所とタイミングを計って合図を送ってくる遅い車なんて、そうそう見かけないものだったろうけど。)、実に閑散としたものでした。
愚庵という山中の料理屋を探しに行ったのですが、あまりにも真っ暗で発見できず。ナビ上にもちゃんと表示はあるのですが、道が見えなかったのです。車を降りて歩いてみたけど、やっぱり真っ暗で何も見えず。道路からちょっと離れたら、もう真っ暗でした。
通常は、阪和道を通って吉備ICからR480を通るのが正解ですが、山道を通ったおかげで大量のキャンプ場を発見してしまいました。
話は戻って、高野山への登り道ですが、独特のリズムで走れる面白い道なので、観光客がいない時間帯などは、面白く走れると思います。10年ほど前、この道の下りを走ったときには「こんなリズム良く走って、どこかで急にコーナーが変わったりしないのかな?」と思いながら楽しく下ったのですが、今日の登りは、あんまりリズム良く走ることができませんでした。もう完全に峠感が鈍ってしまったようです。
ナビまかせにすると、中国自動車道から阪神高速北神戸線へと行き唐戸か箕谷から少し南下するルートで2000円なり。牧場の入口まで広がる新興住宅地にちょっと驚きました。自家製のチーズや牛乳が楽しめます(11:00以降。ラストは3:00くらいまでか?)。
北神戸線は走ったことがないから、お金を払ってでも走っておくべきだったような気がしますが、行きは生瀬から有馬に抜ける道を西へと進み、帰りは16号線をぐりぐり走って宝塚へと出てくるルートで帰ってきました。
軽くドライブして、牛乳飲んでチーズをお土産に買って帰って来るというのがいいな。
比叡山ドライブウェイの入口から京都側に少しくだったところにあるカフェ兼雑貨屋。
ナビに任せて行ってみたら、京都市内の知らない道をぐりぐりと走らされました。おもしろかったですが。しかし、対向の比叡山からの下り道が混んでいたので、そのまま大津方面に抜けてR161に。そこも混んでいましたが。
どっちのルートでも所要時間は同じですね。もう少し早い時間に行けたら、琵琶湖がきれいに見えたでしょうに。